土地家屋調査士試験に合格したいなら、こんな事まで勉強する?しない?

土地家屋調査士試験の勉強を始めた頃は何を覚えていいか分からず、とりあえず目の前にある講座や過去問をこなすという作業勉強から入る方が多いと思います。

そうしてある程度学力がついてくれば、出題頻出出題傾向難易度など問題を見た時に色々と自分で判断できるようになってきます。
受験生はこういった学力がついたならば、一つ先の深い知識を六法や通達等で深めていき知識をより定着させ、応用のある力へとステップアップしていけばいいのです。
恐らくこの辺りの思考は、学習が進んでいる受験生なら当然理解している事だと思います。

しかし、「一つ先の深い知識」というものを斜めに解釈してしまった場合には、それはもはや試験の内容とは関係ない不動産登記のトリビアなのです。
知っていて損はないですが、受験生がそこに時間を割くべき所ではない所に時間を割いてしまっている事は非常に無駄です。

今回はその事について話していきたいと思います。

土地家屋調査士の試験でトリビアにこだわりすぎる受験生

私のサイトにもこだわりすぎる受験生の方がたまに質問をされてきます。

質問の例です。

質問があるのでメールさせて頂きました。

胎児にも相続権があるという事は知っています。
胎児が無事産まれて全部露出した時に、初めて自然人として認められるんですよね。

では、もし胎児の身体の一部、指の一部などが母親の身体の中に切り離されていて、それ以外の部分が全部露出されていて、産まれてすぐに死んだら登記は可能なのですか?

ご教授お願いします。

いやいや、そんな事知りませんって…。

「胎児名義での登記と、その後の出生の登記」についてを勉強された受験生が、斜め方向に一つ先の深い知識を付けようとしたんですね。
そもそも、胎児名義の登記なんて実務でも超レアな登記ですし、試験でも出題頻度は超々まれです。

土地家屋調査士の試験で判例や通達の無い、法律論の学説云々問われるような事案レベルは出題されません!!

ちょっと極端な例を出しましたけど、トリビア受験生って真面目にこんな事に時間を割いているんですね。
はっきり言ってこんなトリビアにこだわる時間を考えたら、図面の一枚でも描いたほうがよっぽど合格の近道です。

トリビア受験生に惑わされてはいけない

例に出したようなトリビア知識を付けている受験生達の中には答練や模試会場に実際にいて、周りに威嚇を放っている事があります。

「平成○○年の通達で、△△で…」
「この登記は昭和○○年の判例のから考えると…」

とか、いかにもできそうな雰囲気を醸し出しています。
それを横で聞いていると、
「自分はまだまだ勉強不足じゃないかな」と思ったりします。

でも、試験に関係するトリビアならともかく、全く試験に関係ないような知識をひけらかしている受験生もいますからね。

覚える事はしっかりと覚える、試験に関係ない所まで深く首をつっこまない。
これは大事ですね。

土地家屋調査士の試験で大事なトリビアもある

しかし全てのトリビアが土地家屋調査士の試験で必要ないかというと、そうではありません。
テキストや講義をやっていても、答練や過去問で初めて聞く登記や用語なども実際あります。

これは実務をやっている受験生なら予備知識で対応できる事もあるかもしれませんが、「何それ」と思う受験生も多いはずです。

例えば少し難しいかもしれませんが、

  • 土地区画整理で、地役権が登記された土地に照応して定められた換地及び他の換地に地役権が存続する場合
  • 河川法による高規格堤防特別区域内の土地が、高規格堤防特別区域内及び河川立体区域内の土地となった場合

などの登記はどうでしょうか?

テキストや講義等では「土地区画整理」「河川法」についてあまり深くまで説明はされていないと思います。

でも、過去問や答練では当然のように出題される用語ですよね。

深く勉強したいと思ってもなかなかしにくい箇所なんですよね。

土地家屋調査士のテキストや講義と試験問題の間を埋める参考書

全てとはいいませんが、結構かゆい所に手が届くような受験生として知っておいて損はないトリビアが記載されている参考書があります。


⇒土地家屋調査士 解説不動産表示登記記録例

東京法経学院から出版されている「土地家屋調査士 解説不動産表示登記記録例」というものです。
なかなか勉強しにくい、「土地区画整理」や「河川法」、「敷地権」等の登記例を記載し解説してくれています。

本の中身はこんな感じです。
↓↓↓


この参考書を例えるなら、テキストや講義だけでは理解しにくい実務例を通した試験勉強が補足できるものといった感じでしょうか。

合格後の実用書としても使えるので、持っておいても損はないと思います。
読んでいると「なるほど!」と思う事も沢山あります。

勉強をしていると、あれこれと深読みして調べたくなると思いますが、試験と関係なさそうな事は合格後にゆっくりと調べたらいいんスよ。

あなたの今の目標は、不動産表示登記の知識のスペシャリストではなく、土地家屋調査士試験合格なのですからね。


当サイトで「土地家屋調査士 解説不動産表示登記記録例」を紹介した直後、Amazonでベストセラー1位になっていました!!


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