土地家屋調査士試験 書式問題で転記ミスをあなどってはいけない!!

土地家屋調査士試験の書式問題において、問題文が長文化し、問題冊子数ページに渡っている事は最近の本試験では当たり前になっています。

それによって問題文中に登場する座標とそれらを説明した図面とが別々の頁に記載されている事もあります。
問題文を整理するために座標や与えらえた数字を転記するという作業はしていると思います。

また関数電卓で計算した結果の数字を解答欄に書き写すのも転記の1つであると思います。

この転記でミスをしてしまうという事はあるんです。
私の先輩の調査士の人は座標Xの数値2を5に転記ミスして計算し、その年の本試験を落ちた経験があると言っていました。

ミスは偶然ではありません。ミスも実力のうちなんですよ!

【参考記事】
⇒ケアミス対策をしていないと調査士の本試験で不合格になる!?

ミスは偶然ではなく必然的に起こる事を説明した記事です。
ミスを甘く考えている人は必ず読んでおいて下さい!!必ずね!!

転記ミスといえどもあなどれません。
また、本試験は心構えをしていても焦ってしまうので、いつも以上にミスを誘発しやすい状況にあります。

やはり転記に対してもミス対策は必要であると考えます。

転記ミス対策を行うには、先ず転記の仕組みを知る

では具体的に転記ミスを無くすにはどうすればいいのでしょうか?。
と、その前に転記そのものはどういう工程を経てされるかを考えてみましょう。

土地家屋調査士試験における数字の転記に関して考えれば下記のような流れになると思われます。

まとめるとこうですね。

  1. 問題文を読む
  2. 転記する数字を決める
  3. 転記する数字を覚える
  4. 転記する数字を書き写す

「何当たり前の事を改めてグダグダ書いてるんだ!!」って思う受験生もいるかと思いますが、これは転記という作業の中で、どこにどういったミスを引き起こす可能性があるかを知る上でとても重要な事なんです。

転記ミスが起こる箇所はそれぞれ違う

転記という作業がいくつかの工程の組合せだと分かれば、その各工程それぞれのミスについて考えます。

  1. 問題文を読む ⇒問題文を正しく読めていないミス
  2. 転記する数字を決める ⇒転記の対象を間違えるミス
  3. 転記する数字を覚える ⇒正しく数字を覚えられていないミス
  4. 転記する数字を書き写す ⇒覚えていた数字を書き写すことを間違えるミス

転記ミスと一言に言っても、各工程に分けて見てみれば、これだけミスが起こる可能性があることが分かると思います。
さて、ミスを引き起こす可能性がある箇所を理解できたなら、やっと具体的な転記ミス対策を考えられます。

それでは、1つ1つの過程に対して、ミス対策を考えていきましょう。

1.問題文を正しく読めていないミス

問題文が長文化した近年の書式問題では、問題が何を問うているかをきちんと把握しないといけません。
ミス対策として問題部は落ち着いて読み、簡単な要約を余白に描いたり問題文に線や自分で決めた記号を付けたりする等の工夫をする事です。

2.転記の対象を間違えるミス

これはいわゆる思い込みで起こるミスです。自分では点Bの事だと思っているのに、誤って点Cの事だとを思いこんでしまうような事です。
問題文自体は正しく理解できているだけに、うっかりミスとして起こりうる可能性があります。

このミスに対しては、声を出して確認する事です。
声を出すといっても本試験中に実際声を出すわけにはいきません。

ボソっとつぶやくような感じで自分自身に聞こえるか聞こえない程度でいいですから、口を動かしてみます。

こんな事で思い込みミスが無くなるのかと思う人もいるでしょうが、これが効果あるんです。
よく安全点検等で「指さし声出し確認」といった事を聞いた事はないでしょうか?

自分の思い込み間違いであっても実際に身体を声を使うことでうっかりミスが激減するのです。
医療業界ではこの声出し確認を行うことで投薬ミスが70%減少したというデータもあります。

3.正しく数字を覚えられていないミス

このミスは数字を覚えるつまり、記憶に対してのミス対策をすればいいのです。

例えば、「97.68」という数字を覚える時にあなたはどうやって覚えていますか?

頭の中で「きゅーじゅーなな てん ろくはち」というふうに覚えていませんか?
これは、「97.68」という数字を覚えるのに頭の中で14文字覚えていることになります。
かなり無駄な記憶の仕方をしていますよ。

数字を覚えるときに単純化して覚えればかなり、記憶がスリムになります。
やり方を説明しますね。

先ず0から9までの数字を以下のように頭の1文字をだけを覚えます。

  • れ(れい)
  • い(いち)
  • に(に)
  • さ(さん)
  • よ(よん)
  • ご(ご)
  • ろ(ろく)
  • な(なな)
  • は(はち)
  • く(く)

簡単ですよね。

さて、この単純化した数字を使って、さきほどの「97.68」の数字を覚えるとどうでしょう?
「97.68」は、「くな てん ろは」となります。
かなりスリムになり、頭の中で覚えておく内容が減りましたよね。
ついでに、小数点は言わずに間を空けるようにすればもっと簡略化されます。

最終的に小数点は間を空けるという方法も取り入れれば「97.68」は「くな ろは」4文字記憶で済みます。
バカ正直に14文字で覚えていた時と比べてどちらがミスが減るか明確ですよね。

4.覚えていた数字を書き写すことを間違えるミス

書き写しミスに関しては、ミスそのものを無くすというよりは、チェックを必ず行うという基本をしっかりとやればいいです。
ただチェックという方法は1回より複数回する事です。最低でも2回はしておきたいですね。
あと、チェックの方法は同じ事を複数回やるより、できるだけ違った方法や見方でチェックできる事を取り入れるというのも大事です。

具体的には、「問題文の数字」から「転記した数字」のチェックで1回目、次は逆に「転記した数字」から「問題文の数字」で2回目をチェックするという感じですね。

ミス対策には自分自身でカスタムが大事

今回は一般的に想定される範囲での転記ミス対策について考えてみましたが、これだけで終ってはいけませんよ。
人には思考や行動に癖があるので、最終的には自分自身にカスタマイズした転記ミス対策を編み出す事で本当の意味でミスを無くなす事ができます。

ミス対策の気づきの1つとして、今回の思考を頭に置いておいて下さい。

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