書式問題と択一問題は平行してやりましょう

土地家屋調査士試験勉強を始めた頃は択一の問題ばかりやってしまいがちになります。
「知識がついてから書式をやろう」
「一通りの講義や勉強が終わってから書式に手を付けよう」
などという風になりがちな受験生もいます。

テキストや講義の知識の確認として択一問題をしてみる。
それが完璧にできるようになったら書式をするといった考えだと思うんですが、書式を後回しにしているとそれだけ知識の定着が遅れてしまうのです。

全ての知識は繋がっています

択一と書式問題の中で問われていることは実は同じような事が問われているのです。
確かに書式問題は図面作成という計算や作図テクニックを要する部分もありますが、解答を導き出す思考は書式問題と択一問題とでは同じものなのです。

イメージとしては、択一問題は知識を断片的に問われる問題が出題されます。
一問一答の○×クイズのようなものだと考えてもらえれば分かり安いと思います。

それに対して書式問題の中で問われる知識は、総合的な知識といえます。
択一で断片的に問われていた知識を総合的にどう判断するかといったようなものです。
1つの謎解き小説をするようなものだと考えてください。

どうでしょうか?
何となくイメージできますか?
イメージしにくい人は実際に書式問題と択一問題の過去問を数年分やっていくと体感的に理解できると思います。

では実際に過去の書式問題を例題として考えてみましょう。

【平成24年午後の部 第21問】

土地家屋調査士法務太郎は、山川一郎から、平成23年12月に分筆の登記の申請手続並びにこれに必要な調査及び測量の依頼を受けたが、平成24年5月26日、別紙1のとおり事情を聴取し、再び、表示に関する登記の申請手続並びにこれに必要な調査及び測量の依頼を受けた。(以下略)

これは実際に平成24年度の土地の書式問題として過去に出された問題の冒頭の抜粋ですが、これだけで一問一答が幾つかできます。

例えば
【問】
1)この分筆の登記の代理人の氏名を答えなさい。
2)分筆の登記を依頼した申請人の氏名は誰か?
3)分筆の登記の申請をしたのはいつか?
などが考えられます。
もちろん、これは問題の抜粋ですから、この先の問題を読んでいけば、実際に係る登記申請人の氏名が変わったりすることもありますが…。上の設問抜粋を読む限りでの答えは

【答】
1)土地家屋調査士 法務太郎
2)山川一郎
3)平成23年12月

というように考えていけますよね。
つまり、択一問題のように考えていけば、書式問題の形式はそれを組み合わせたものだということです。
複雑に見える書式問題であっても、こうやって区切り区切りで考えていけば単純な問題の組み合わせであるということです。
どんな問題でもそうですが、『複雑』と思ったら先ず分解してみてできるだけパーツにしてシンプルに考えてみる。
そしてそのシンプルな答えをつなぎ合わせる。

こういう思考回路で書式問題を解いていけばいいのです。
こう考えると、択一問題を解く要領で、書式を解いていき、「この部分は今の知識で分かる」「この知識は分からない」と判断できないでしょうか?

例え「分かる」という個所が1%だっていいんです。それを2つ、3つと増やしていくだけのことですから。
そうやって少しずつ自分の中に書式の耐性をつけていくんです。

大事な事は択一と書式、どちらも同じ知識を問われる問題という事です。

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