多肢択一問題をやり尽くしてしまったと思ったら

土地家屋調査士の多肢択一問題は過去問問題集答練などで勉強をされていると思います。
毎日勉強されている方なら手持ちの多肢択一問題をやり尽くして他に何かないかなと考えている人もいるかと思うので、今回はそういった方への勉強法についての話です。

手持ちの問題で十分

先ず以下のものを持っていれば私は多肢択一の問題数については十分であると考えます。

  • 多肢択一問題集
  • 過去問集
  • 答練(一年分でOK)
  • その他(模試や集中講座での問題等)

⇒新版 新版 調査士択一過去問マスター1(第五版)

民法・土地家屋調査士法・不動産登記法/総論:253問を収録


⇒新版調査士択一過去問マスターⅡ〔第五版〕

土地/建物/区分建物:220問を収録

多肢択一問題集と過去問集で問題が被っている事もあるでしょうが、そこは気にしなくていいです。

さて、これらの多肢択一問題の総計をすると約700~800問程度はあると思います。
人によっては持っている問題集が違ったり、いろんな学校の模試を受けた回数などで手持ちの問題に若干のバラつきがあると思いますがそれを気にしすぎてもきりがないので、700~800問程度手持ちで持っていれば大丈夫だと思って下さい。

これって大体試験が20問の多肢択一問題が出題されるわけですから、試験問題35~40回分程度の問題っていう事になりますね。
この数字って多いと思います?
少ないと思います?

35~40回分も問題をするんだから十分じゃないのかって思う人もいるかもしれませんよね。
でも、この問題って結構問題択肢が被っている問題もあるのでそう考えると少しボリュームが少ないとも考えれますよね。

35~40回分って1日1回分ずつ解いていったとしても1カ月ちょっとで一周できるんですからね。
数カ月も勉強をしているともう多肢択一問題はやり尽くした感が出てくることがあります。

そこでよく受験生が陥ってしまいそうになる思考が、「他の学校の答練などの問題が気になる」といった事です。
自分の手持ち以外の問題を欲してしまいたくなるんですね。

でもそんな時は数回やり尽くした問題であっても視点を変えればどんどん難しくなる問題集にできるんです。

多肢択一問題から問題を作りだす

これは自分の手持ちの多肢択一問題はやり尽くしてしまって問題の選択肢を見ただけで答えを暗記してしまっているというレベルの人にはとても役に立つ方法だと思います。

では、例を出して説明しますね。

【平成28年度 午後の部】
⇒平成28年度 午後の部問題

問題6問の選択肢の1つの文言です。

土地の表題登記を申請する場合には,所有者の住所を証する情報として提供する市町村長が作成した当該所有者についての印鑑に関する証明書は,作成後3か月以内のものでなければならない。

ちなみにこの選択肢は×です。
この選択肢を自信を持って答えられた人は当然この文言の内容が理解でき答えれられたと思います。
住所を証明する情報と印鑑を証明する情報の理解がきちんとできているかを聞かれた問題の選択肢ですよね。

では、その次にこういった事をして下さい。

  • 住所を証明する情報を提供しなければならない表示登記を全て書き出す。
  • 印鑑を証明する情報を提出しなければならない表示登記を全て書き出す。
  • 印鑑を証明する情報がなぜ3カ月という期間を定めているのかの理由を書き出す。
  • 市町村長以外が発行する印鑑を証する情報とはどんなものがあるのかを書き出す。

どうでしょうか?
上記の例で出した選択肢の中から関連したワードで考え出される問題をこれだけ作り出すことができるんです。
さらに視点を変えればいくらでも作り出すことができるでしょう。

問題を解くだけの思考から次の思考へ

問題は多くの場合解いて解説を読んで理解して終わり、こういう使い方しかしていない人が多いんです。
でも、そんな風に問題を解いていると、過去問に少しアレンジをされてもう一度本試験で出題された時に対応ができない思考になってしまう可能性があるのです。

「過去問ではこんなに深い所は問われてなかったのに」っていう風になってしまうんです。
それの対策のために、既存の手持ちの多肢択一問題をやり尽くした受験生はもっと「難しい問題はないのか?」って考えてしまうんですね。

既存の問題より深い知識を問う問題を見つけようとする事自体はとてもいい事だと思います。
しかし、そういう行動をとっている限りは「問題を解いていく」という思考から脱せれないんです。
つまり与えられた問題を解くという受け身の姿勢だという事です。

せっかく色々と勉強して知識がついているのなら、多肢択一問題の選択肢を見た時に、こんな知識で問われた場合はどうなる?という風に逆に自分で問題のアレンジを考えれるようになれば選択肢で問われている知識以外の他の知識も関連させれるようになります。

こういった事ができるようになれば多肢択一問題を解いてもうやり尽くしたということはないですよね。

知識の整理や関連にはマインドマップを使うと便利ですよ。
以下の記事でマインドマップの紹介をしています。
参考にして下さい。

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