土地家屋調査士試験を始めるために最低限必要なもの

土地家屋調査士の試験勉強を始めるために揃えなくてはいけないものがあります。
今回紹介するものは、初学者の方が勉強を始め、本試験に挑むまでの力を付けるためにこれだけは絶対必要ななものを紹介します。

土地家屋調査士に必要な書籍類

テキストと問題集

一通りの知識が身に付けるために書籍類はどんな資格試験でも必須です。

  • テキスト(市販されているものもあるが、講座専用のテキストもある)
  • 問題集(過去問、択一問題集、書式問題集等色々あります)

テキストは基礎知識を養うものです。そして知識の確認のため、本試験に挑むためへの知識定着確認のために過去問等の問題集が必要です。

六法(調査士六法)
  • 六法[ろっぽう](様々な法律がまとめられた辞書のようなもの、土地家屋調査士用に「調査士六法」というものがあります。

六法は、法律の資格試験を受験された事がない方はあまり馴染みが薄いかと思いますが、沢山法律をまとめてくれている辞書みたいなものがあります。それが、六法です。

六法という単語から、法律が6つしか入っていないと勘違いしまいですが、そうではありません。
数十以上の法律がこの一冊にまとめられています。
六法も色々と種類がありますが、土地家屋調査士試験を受験するためには関連した法律が効率よくまとめらた「調査士六法」をお勧めします。

土地家屋調査士試験特有の必須教材

土地家屋調査士試験(午後の部)は、5肢択一問題(20問)筆記試験(2問)とで構成されています。
五指択一問題は、マークシートを用いて解答します。
筆記試験の問題は、図面作成及び解答用紙に文字、文章等で記述します。

実際の問題の解答用紙はこのような感じです。


解答用紙を見ただけで、「難しそうだなぁ…」と思ってしまったかもしれませんが、ある程度図面を作成する事はパターン化された方法で描けるので心配はいりません。
今の段階では、この図面を描くために幾つか道具を揃えなければいけないという事を知っておいて下さい。

図面作成のための道具

本試験では、土地の形状を描く問題が1問、建物の形状と配置を描く問題が1問、合計2つの図面を作成する事になります。
そして、図面作成をするためには、幾つかの道具を準備しておかないといけません。

一覧にするとこんな感じです。

  • 電卓(関数電卓)
  • 三角定規
  • 三角スケール
  • コンパス
  • ペン

さて、色々と道具が出てきましたね。これらの道具はどういった用途に使われるんでしょうか?
一つづつ説明していきます。

電卓

電卓は、関数電卓というものを使います。一般的な数字や+-×÷の演算だけの電卓ではなく、三角関数(サイン・コサイン・タンジェント)が扱えたり、ルートなどの平方根と呼ばれる計算ができる計算機です。
技術系の学校や仕事をされた方なら馴染みがあると思いますが、あまり見たこともない人もいると思います。

⇒土地家屋調査士の試験で使える関数電卓はこちら

沢山ボタンがありますが、土地家屋調査士試験で使用するための機能やボタンは数個です。
(全部の機能をフルに使う事はありません。)
なぜこの電卓が試験に必要かと言うと、試験問題に与えらえた数字から、図面作成のために必要な数字を関数電卓で計算するためです。
家電屋さんや文具店等で売っている市販の関数電卓で問題ありません。

三角定規

三角定規は、少しややこしいですが、一般的に文具屋で販売されている三角定規の事ではありません。

一般的な三角定規は目盛りがミリやセンチメートル単位で刻まれています。
しかし、これでは土地家屋調査士の試験では使えません。

土地家屋調査士図面作成では縮尺が1/250、1/500といった指定がされます。
試験で使用する三角定規は図面作成用のために縮尺が1/250、1/500用に目盛りが刻まれています。

この三角定規2つを1組として組み合わせて直角や平行線を図面に落とし込んでいきます。

この縮尺が刻まれている三角定規は文具店等で販売されている事は稀です。
土地家屋調査士試験の受験生のほとんどは、資格学校で販売されている三角定規を使用しています。

⇒土地家屋調査士試験の資格学校で販売されている三角定規はこちら

三角スケール

三角スケールも先ほどの三角定規のように縮尺が刻まれている定規の事です。
断面図が三角形の形でできている事から、このような名称で呼ばれている定規です。
設計、建築や測量の仕事をされている方なら馴染みのある定規かと思われます。
大きい文具屋で販売されている事も多いです。
三角スケールも市販のもので問題ありません。

コンパス


コンパスも図面を作成する時に使用します。
算数の授業などで円と円の交点をコンパスで描いた記憶はありませんか?
土地家屋調査士試験のコンパスも同様に交点をコンパスで描く時に使用します。

市販のコンパスで十分対応できますが、できれば「製図用コンパス」を使用したほうがいいでしょう。
製図用コンパス適度な重量感があり、不用意にコンパスの股が開くことが無く、円を描くときに安定した円を描く事ができます。

ペン

図面は計算をして鉛筆で下書きをします。
そして最後にペンで仕上げます。
使用するペンには線の太さが指定されており、「0.2mm以下の細線で描かなければいけない」とされています。

しかしあまり神経質にならずとも市販のインクペンでも大丈夫です。
ペンは描きやすさの個人差や相性もあるので、「コレがいい」とは一括りできません。
実際に文具屋に行き手に取って実際描いてみて描き心地がいいものを選べばいいと思います。
太さ0.3mm前後のものなら問題なく使用できます。

大方の受験生は合格までにペンは数本~数十本使い潰します。
高価なペンを一本というよりは、安価で描きやすいペンを選ぶといいでしょう。

どれを使用していいか迷っている人はとりあえず、「三菱鉛筆 油性ボールペン ジェットストリーム 0.38」が一番無難だと思います。

土地家屋調査士試験用教材を揃える方法は?

教材や道具は大きく一般的な店舗やネットで販売されているものと、資格学校でしか入手できないものに分けられます。

一般的な店舗やネットで販売されているもの
  • 電卓(関数電卓)
  • 三角スケール
  • コンパス
  • ペン
資格学校でしか入手できないもの
  • テキスト
  • 問題集
  • 六法(調査士六法)
  • 三角定規

※時期や年度によっては提携ネットサイトでも販売される物もあります。

初学者は総合講座で揃えるほうが良い

初学者の方は自分で教材を取捨選択する事は難しく、「これが必要」「これは要らない」と判断できるのは合格レベル以上に勉強が達している受験生です。
今回紹介したものはあくまで最低限必要なものなので人によっては補強教材等を自分で調べる必要があるかもしれません。
そう考えると、必要なものが全て揃っている総合講座で勉強を進めていく事が合格に一番近く合理的かと思います。
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