第1問

測量の誤差に関する次のアからオまでの記述のうち、誤っているものの組合せは、後記1から5までのうち、どれか。

  1. トランシットの望遠鏡の正(右)及び反(左)の観測値を平均することにより、視準線誤差、水平軸誤差、鉛直軸誤差、偏心誤差及び外心誤差を消去することができる。
  2. 多角測量における新点位置の精度は、多角網の形状により影響を受けるため、選点に当たっては、点間距離及び角度は均等になるように網の形状を考慮する必要がある。
  3. GNSS 測量において、2周波の観測により、電離層遅延誤差を軽減することができる。
  4. 光波測距儀の器械定数の変化による誤差は、測定距離に比例する。
  5. トータルステーションにより、2対回観測を行った結果から得られた水平角は、平均値を採用する。

1 アウ
2 アエ
3 イウ
4 イオ
5 エオ

解答
第2問

GNSS測量機を用いた基準点測量を行った結果、次の〔表〕のとおり、基準点Aから基準点Bまで及び基準点Aから基準点Cまでの地心直交座標系(平成14年国土交通省告示第185号)におけるX軸、Y軸及びZ軸方向について、基線ベクトル成分を得た。なお、〔表〕中の DX、DY及びDZは、それぞれの基線ベクトル成分を示したものである。基準点Bから基準点Cまでの斜距離が最も近いものは、後記1から5までのうち、どれか。

1 490.227 m
2 520.000 m
3 575.865 m
4 600.000 m
5 632.455 m

解答
第3問

次の〔図〕は、A点における平面直角座標系(平成14年国土交通省告示第9号)の北方向で、X軸に平行な方向(以下「座標の北方向」という。)、真北方向、磁北方向及びB点の方向を示したものである。各方向から作られる角について、次のアからオまでの記述のうち、誤っているものの組合せは、後記1から5までのうち、どれか。

  1. A点を通る磁北方向から時計回りにB点を測定した測線への角を磁方位角という。
  2. A点を通る磁北方向から時計回りに真北方向までの角度を真北方向角という。
  3. A点を通る座標の北方向から時計回りにB点を測定した測線への角を方向角という。
  4. A点を通る真北方向から時計回りにB点を測定した測線への角を方位角という。
  5. A点を通る磁北方向から時計回りに座標の北方向までの角度を偏角という。

1 ア エ
2 ア オ
3 イ ウ
4 イ オ
5 ウ エ

解答
第4問

次の〔文章〕は、標高、楕円体高及びジオイド高の関係について述べたものである。
(ア)から(エ)までに入る語句の組合せとして最も適切なものは、後記1から5までのうち、どれか。

〔文章〕
平均海面を陸地内部まで延長したと仮定したときにできる仮想的な面のことを(ア)という。この面を高さの基準面とし、その面から地表までの高さを(イ)という。そして、〔図〕に示す準拠楕円体から(ア)までの高さを(ウ)といい、準拠楕円体から地表までの高さを(エ)という。
GNSS測量では、(エ)と(ウ)の関係を利用して(イ)を求めることができる。


解答
第5問

次の〔図〕のとおり、A点、B点及びC点を順次結んだ直線で区割りされた甲土地及び乙土地について、これらの土地の面積を変えずに直線CD上にP点を設置し直線APで区割りしたとき、PCの距離として最も近いものは、後記1から5までのうち、どれか。
なお、〔表〕は現地を観測した結果である。


1  9.30 m
2 11.80 m
3 13.30 m
4 15.80 m
5 17.30 m

解答
第6問

次の〔図〕のとおり、基準点測量において、既知点Aから既知点Bへの視通を確保することができなかったため、既知点Aを点Cに偏心して、次の〔表〕のとおりの結果を得た。この場合の既知点Aから既知点Bまでの水平距離Sとして最も近いものは、後記1から5までのうち、どれか。
ただし、cosθ=-0.5000  sinθ=-0.8660とする。


1 1,015 m
2 1,034 m
3 1,054 m
4 1,070 m
5 1,084 m

解答
第7問

A点を中心とする単曲線BCで次の〔図〕のような道路の中心線を計画したところ、C点付近で埋蔵文化財が発見されたためB点及びD点の位置は変更せずにC点をE点に変更することになった場合において、F点を中心とする単曲線BEの弧長の距離として最も近いものは、後記1から5までのうち、どれか。
ただし、直線AB及び直線ACの距離はいずれも400mであり、∠CDEの角度は12°、円周率は3.14とするものとする。

1 413.36 m
2 428.71 m
3 446.57 m
4 447.35 m
5 448.72 m

解答
第8問

基準点測量により、 3 方向の水平角観測を行い、次の〔表〕のとおりの結果を得た。この場合において、倍角差及び観測差の制限に関する記述のうち正しいものは、後記1から5までのうち、どれか。ただし、制限は倍角差25m、観測差15mとするものとする。

  1. B方向の倍角差は、制限を超えている。
  2. B方向の観測差は、制限を超えている。
  3. C方向の倍角差は、制限を超えている。
  4. C方向の観測差は、制限を超えている。
  5. A及びB方向の倍角差及び観測差は、全て制限を超えていない。
解答
第9問

次の〔図〕の A101点、A102点及びP点の座標値は、次の〔表〕のとおりである。A101点に器械を据えA102点を後視点としたとき、P点を現地に測設するために必要な時計回りの角度及びA101点からP点までの距離として最も近いものは、後記1から5までのうち、どれか。

  角度      距離
1 165°16′40″ 13.90 m
2 165°16′45″ 13.90 m
3 165°16′50″ 12.89 m
4 194°43′10″ 13.90 m
5 194°43′15″ 12.89 m

解答
第10問

次の〔図〕及び〔表〕のとおりA点及びB点を使用してC点に取り付ける結合多角測量を行い、次の〔観測結果〕のとおりの結果を得た。この場合にQ点の座標値として最も近いものは、後記1から5までのうち、どれか。ただし、座標の閉合差は均等配分計算するものとする。


  X座標   Y座標
1 2238.96 m 1588.95 m
2 2238.96 m 1589.03 m
3 2239.04 m 1588.95 m
4 2239.04 m 1589.03 m
5 2239.03 m 1589.02 m

解答
第11問

次の〔観測結果〕及び〔測量成果〕は、次の〔見取図〕に示されているA、B、E、F、G及びAの各点を順次直線で結んだ範囲の土地(以下「本件元地」という。)とG、F、E、C、D、H及びGの各点を順次直線で結んだ範囲の土地(以下「本件拡幅地」という。)を測量した結果及び成果である。この結果及び成果は、行政機関が実施した道路拡幅のための用地の買収を目的とした用地測量によるものである。この結果及び成果に基づき、別紙第11問答案用紙を用いて、次の問1から問5までに答えなさい。
なお、座標値、各点間の距離及び辺長は、計算結果の小数点以下第3位を四捨五入し、面積は、計算結果の小数点以下第3位を切り捨てるものとする。

⇒第11問答案用紙(PDF)

  • 問1 T2点にトータルステーションを据え、T1点を後視点とし、T3点を経由してT4点に結合する観測をした場合において、新点として設置した T3 点の座標値をコンパス法により求めなさい。
  • 問2 H点を通り方向角 60°の直線と直線BCの交点であるE点の座標値を求めなさい。
  • 問3 隅切長(GF)を 3.00 m、隅切剪除長(HG、HF)が等しくなるように隅切りをつくる場合において、F点の座標値を求めなさい。
  • 問4 本件拡幅地の面積を座標法により求めなさい。
  • 問5 本件元地及び本件拡幅地について、縮尺250分の1により図面を作成しなさい。なお、図面には縮尺、方位、点名及び辺長を記入すること。



※第11問の回答は非公開となっています。

出典:法務省ウェブサイト(http://www.moj.go.jp)